自動車部開闢以来の部室が時代の変遷による交通量の増大で「緑ヶ丘」駅の拡張に協力するために移転することとなった。移転先は大昔、如月寮のあった、キャンパス敷地の最北端地方。
同時に拡張する大学設備の敷地として残り少なくなった、自動車部の練習コースを「エネルギー環境イノベーション棟」として活用することになった。
大学当局のご配慮、学友会技術部会自動車部長、益子正文先生のご尽力、東京急行電鉄殿の応援等の下に計画が進められた。各種条件の整理の結果、新自動車部設備の新設が進み建物の検査が完了、移転開始の条件が整った。
一方に大学自動車部としては稀である自動車整備認証工場の継続問題がある。認証工場としては、初代監督をご担当された、水野俊彦先生による「東京工業大学自動車部」名の資格取得は昭和29年8月16日であった。資格範囲は、「普通自動車・小型四輪自動車の分解整備」である。
その後、第3代自動車部長、清家清先生のお世話で、呑川の対岸に鉄骨の新部室が建設された移転に伴い、設備を充実して移転登録したのは昭和41年8月17日であった。
自動車部には大型自動車に属する、バスとトラックがある。これらの整備も自前で行えることは技術部会の責任でもある。認証工場として不足する各種機器、測定器の整備を含めて着々と準備を進めている。
現在、物理的な移転準備、認証工場の申請準備を限られた部員で進めているが、新部室の概要を写真で紹介する。移転がすすんだところで再度ご紹介しますが、近くへおいで下さった節にはご覧下さい。
と申しましても、新部室には立派なドアーと鍵がありますので、内部をご覧になる場合には自動車部へご連絡下さい。連絡先はプロトス、名簿をご覧下さい。
部車: 普通車駐車場、入り口ドア(鍵つき)
部車: トラック・バス
屋外ラック: 後刻屋内へ?
屋外ラック: 入り口ドア(鍵つき)
屋外置き場: タイヤ・ホイールの仮置
UHFアンテナ: 地上デジタル対策済み
内部から屋外を: 大型自動車3台が並べる開放扉
自然採光の天井: 変換効率100%の天窓
工場床: 一見滑りそうであるが、シッカリとグリップする新床材
リフト: 4点支持
測定器類: 認証工場用各種測定器類
測定器類: 認証工場用各種測定器類
トイレ: 作業場に近い(きれいに使いましょう!)
手洗い流し: 作業場に設けられた手洗いシンク
会議室: 8畳の畳+3畳の板の間(予め防虫)
練習コース: 従来より狭い、従って難しいか
練習コース: 別角度
彼岸花: 練習コース横に咲く・蝶が蜜を求めて
建設中: 旧練習コースへ建設中「エネルギー環境イノベーション棟」
旧部室ピット: 多くの思い出がある
旧リフト: 永い間お世話になりました
旋盤: 移設を待つ4方締チャックの旋盤
カバーの下「柏」: 「スバル」は部室前駐車場にある
旧部室東側: 移設を待つ荷物で雑然(?)
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