周知の通り、自動車部の部室が新しくなりました。新年を迎え晴れて皆様にお披露目する場が設けられましたので、その時の様子をご紹介します。

■ 開催概要

■ 式次第

■ 開催当日の様子

晴天の下、30名近い会員の皆様がお集まり下さいました。当日の午前中に行われた「臨時総会」は閑散としておりましたが、「お披露目会」は思いのほか盛況となりました。

さて新しい工場ですが、一見して大型車両が入れられると判るあかりとりの付いた高い天井、水平が出て防塵・耐油コーティングが施されたきれいな床、照明が付いて作業しやすそうなピットに床下埋設2柱リフト等、旧工場を知る身からはうらやましい限りの環境です。整備工場としては当然のことなのかもしれませんが、参加された全ての皆様が驚いたことと思います。

「お披露目会」は現役主務の開会の言葉で始まり、現役主将からこの度の移転にご尽力いただきました皆様、並びにの平素からサポートいただいている会員の皆様への謝辞が伝えられました。続いて所用欠席の部長に代わり、この度の部室・工場の移転・新設にかかわる経緯を監督から説明いただいた他、現学長が新年あいさつで自動車部フォ−ミュラ3位入賞したことに触れられたことなどを紹介いただきました。

続いてOB会長から祝辞の後、水野先生からお祝いのお言葉をいただきました。57年間の学内施設を責任もって運営され、ご苦労されたお話しや裏話などをお聞きすることが出来ました。公式に大学施設となったからには、今後の活動を楽しみにしているというお言葉もいただきました。

このどこにも引けを取らないような素晴らしい工場を建てていただいた過程には、交渉に当たった現役の努力に加えて、様々な要素・タイミングが好材料として重なったことがあるようです。勿論、ご尽力いただいた関係者の皆様はもとより、ご理解をいただいた学校や東急グループへの感謝を欠かすことも出来ないように思います。あらためて移設にたずさわった全ての皆様に御礼を申し上げつつ、先生が仰るように素晴らしい環境や注目される状況を勝ち得たのであれば、現役の学生にはより活発な活動をしていってもらいたいと願わずにはいられません。

その後、久寿玉割りで会場は盛り上がり、神本副会長の音頭で乾杯となりました。新工場の認証プレートも紹介され、そこに埋め尽くされた取扱可能車種の数の多さとその意義が伝えられました。

歓談の後、記念撮影をして解散となりました。途中でフォーミュラを熱く語られる会員のお姿や、工場の外に持ち込まれた珍しい車両を興味深げにみる現役学生の姿を見ることが出来ました。新工場のお披露目が目的の会でしたが、現役と彼らに良い刺激を与えて下さる会員の皆様との良い交流の場にもなったように感じます。

以上、簡単ですが報告を終わります。とにかく立派で（今のところ）綺麗な工場なので、今回ご参加いただけなかった皆様も、是非一度足をお運び下さい。

■ 開催当日の写真

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